児玉昌己研究室

内外の政治と日常について想うことのあれこれを綴ります。
夏の尾道の旅情を詠む 海鳴庵児玉

 炎暑の尾道、博多港や長崎港がなくした潮の香を依然とどめる尾道を旅し、千光寺で歌を詠む

 

尾道の 浜風わたる 千光寺 遅き休暇(くつろぎ)  漸(ようよ)うの夏

 

潮の香の いまだ漂う 尾道に 寛ぐひと時 夏の眩(まばゆ)さ

                        海鳴庵児玉

          

 

 

 

 

 

| 児玉昌己 | - | 19:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
3泊4日で尾道、しまなみ海道に遊ぶ

 初めての尾道で、しばしの夏休み。

 灼熱の太陽の中、市美術館では写楽、浮世絵の特集、そして平山郁夫美術館(瀬戸田)に遊ぶ。

 ホテルが高台にあるので、千光寺からぶらぶらと下りつつ、おのみち文学の館、志賀直哉旧宅と回り、海岸通りに下りて、おのみち映画資料館に寄る。

 文学の館では、直哉の旧宅は短期間の逗留ということだったが、短編「清兵衛と瓢箪」を生んでいる。また相田みつおの短歌の師匠の存在に触れた。映画資料館は昭和30年代のポスターがずらり並べていて、懐かしい。

 岡田茉莉子(まりこ)が、岩下志麻が、若尾文子が銀幕で輝いてしていた時代だ。 

 さらには昨日は友人の車で、しまなみ海道まで足を延ばし、今治市に編入されている大三島の伊予一宮、国宝の山、大山祇(やまずみ)神社まで見物できた。伊予の国の一宮が当時は橋もなかった島に存在するのも驚きだった。

 この炎暑にサイクリングをしている人も結構見かけた。

 実に充実した夏休みの旅となった。

 なにより、年初から英のEU離脱を現地取材も含んでウォッチし、アウトプットとしての学外の論文で緊張した心と頭が、完全にリセットされたことがよかった。

 ホテルは千光寺山荘。景色のいいホテルで、決して豪華ではないが、旅人には心地よい。

 180度の尾道を眼下に展望できる風呂も快適であった。

 市内で大規模に中学生の職場体験実習が行われていて、いがぐり頭の生徒さんが、スタッフとともに、かいがいしく配膳に励んでいた。

 もう15年近く前になるか、息子もそうだった。 今は、遥かに成人し、一家を構え銀行業務に励んでいるが、彼の中学時代のあの頃の、もとより娘についてもだが、忘れていた記憶がよみがえり、懐かしくも、胸が熱くなった。

 3泊して、友人に東尾道駅まで送ってもらい、福山から2時間足らずの新幹線の旅で、無事、今日、猛暑今年日本一を記録したわが街、久留米に戻る。

 いつも素通りの、尾道。

 初めて、地理感を得た次第だ。恥ずかしながら、芸予諸島という言葉さえ知らなかったのだから。

 旅の楽しみは食事もだ。尾道では、海岸通りに面した市役所の向かい側の久保の飲み屋街にある「宮徳」。

 近くの人に、訪ねて、知ったこの場所。ここの魚料理は一品。値段も良心的。

 店は小ぶりで特段のこともないが、天保年間創業とある。おすすめである。瀬戸田の凧飯も、楽しめた。

 尾道は最近この地に赴任した友人もいることで、また機会がある気がする。

 ここを基地にして、道後温泉、倉敷と足を運ぶことなど、話した次第だ。

 

 

 

 

| 児玉昌己 | - | 19:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
五輪も終わり、英離脱の論考も一応終え、束の間の休暇

 血肉沸き踊らせた五輪も終わった。

 依頼されていたBrexitの論考を終え、今日からすこし休暇。英気を養おう。

 

| 児玉昌己 | - | 07:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
今日の英雄はレスリング樋口、それに400リレー山縣亮太 、飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥

 五輪15日目。

 今日の英雄は、レスリングフリースタイルで世界チャンプと互角以上の試合をして、惜しむらく銀となった樋口黎(20)である。

 そして陸上男子山縣亮太 、飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥の4人組だ。

 400男子リレーで、米を抑えての、ボルトを抱えるジャマイカに次ぐ堂々の第2位。

 前半、山縣がいいスタートを切り、唯一バトンでわずかにもたついた飯塚が少し遅れたものの、好位置をキープし、最終でなんと米を凌いだケンブリッジ飛鳥。そして、その飛鳥にバトンを渡した桐生の走りが実に見事だった。

 桐生は、今回、期待されていて早々に10秒23で、予選落ちしていた。そのうっぷんを晴らす激走だった。

 走り終わっても飛鳥に「行けー」と片手を上げ、渾身の声援を送っていたのが、実に感動的だった。

 個人では9秒台をそろえた他国の主力選手に劣る記録だったが、これをチーム力でカバーした。朝原らが2008年の北京五輪でこじ開け獲得したこの種目の銅、今回、2大会ぶりに、色を変えての銀メダル。勝因は激走とバトン。

 バトンの受け渡しはまさに他国の羨望の的だ。

 前回でも注目されたアンダーハンドだが、今回さらに改良を加えていたことはテレビ報道で知っていた。

 実に巧みであった。あれでどれほどの距離を稼いだのだろう。

 快走していても、米にみるように、失格はありうる。

 陸上短距離、歯が立たないと思っていたが、着実に短距離王国の米やジャマイカの背中が見えてきた。そしてリレーでは世界トップクラスに並んだ。

 もとより予選からアジア記録更新、予選で前を走った中国に更新された記録も塗りかえ、決勝では3760の日本新&アジア新記録。

 世界の視線をくぎ付けにし、日本の陸上記録を塗り変え、まさに歴史に残る快走だった。

 4選手が体に包む日の丸がまぶしかった。

  4選手の記録を言えば、以下だ。

 自己ベストが桐生。最年少20歳の堂々の10秒01、山県が10秒05、ケンブリッジが10秒10で飯塚は10秒22

 おめでたいこと、限りない。 

 

| 児玉昌己 | - | 13:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
女子バトタカ・マツ金、400リレー男子予選アジア新、女レスリング川井金、失意の王者吉田号泣の銀

 リオ五輪も終盤だ。バドミントン女子が金を得た。対デンマーク戦、1対1で迎えた最終戦、4点ビハインドでの絶体絶命からの高橋、松友ペアの5連続ポイントでの逆転勝利。素晴らしかった。

 最後まで負けない姿勢がこの勝利を生んだ。奇跡という言葉はふさわしくない。勝負にかける集中力が相手を上回ったのだ。

 3位決定戦で相手の中国人選手の負傷棄権ということだが、奥原希望21の銅も立派だ。タカマツペアの金ともども、女子シングルでの日本人初のメダルなのだから。

 女子五輪のシンボル、伊調に続く五輪女子の史上初の4連覇がかかった絶対王者の吉田沙保里は、相手選手に徹底的に研究されていて、銀。敗戦の号泣が痛々しい。9歳下の米選手は彼女は私のヒーローだったという。その世界のリーダーであったのだ。

 詫びるなかれ、落胆するなかれ。貴女は、本当の英雄だよ。1回の金でもすごいのに。3度栄冠を得、さらに4度目もそれに肉薄したのだから。

 また後輩たちの金の多くは偉大な先輩吉田がもたらしたものだからだ。

 16年の間、いやそれ以前からだが、精進に精進を重ね、本当に頭が下がります。

 お疲れさまでした。ご苦労様でした。

 偉業はあなた自身と、全国の日本人の誇りです。あなたは長く語り継がれるレジェンドなのです。

 瞬時落胆した日本だったが、元気が出るのは、その直後の、川井の金。吉田の、よもやの敗戦と銀で、気分をさらに引き締めたという。女子レスリングは4種目での金。素晴らしい。

 そして予選ながらもアジア新を出した若き短距離の男子ジャパン。決勝が見ものだ。

 勝っても負けてもリオ五輪も終盤だ。

 平和の祭典五輪。国境と、人種を超え、いまだ政治では希薄な、人類という概念が本当に存在するとすれば、この五輪である。

 すべての人に感動を呼ぶ。こんなイベントなど他にはない。

 

| 児玉昌己 | - | 10:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
まさに絶対王者女子レスリング伊調、登坂、土性の完璧の3金

 佐世保に仕事に来ている。

 ホテルのテレビで、未明に女子レスリングを見ていたが、登坂、伊調、土性の3選手が午前2時前の時点であれよあれよと、立て続けに決勝進出。まったくあぶなげないことだった。アメリカのフェルプスの水泳を見る米市民の感覚はこういうものではないか、と感じた。

 朝起きると、伊調が史上初の女子4連覇、登坂も土性も金とのニュースだ。

絶対王者とはこれを言うのだろう。

 おめでたいことだ。卓球女子3人組の銅も、緊張から解放され、メダルのあるなしは雲泥の差という福原の言葉が示すように、彼女らの破顔をみることが、なによりうれしいことだ。

 私も佐世保ロータリーの卓話を終えた。

 忙しくて、できなかった父母の墓参も済ませて、地元メディアから依頼を受けた仕事を終えて、午後に戻ることにしている。

 なお伊調の4連覇はわが国史上初。というより女子五輪史上はつということだ。 すでにレジェンドとなっているボルト以上ということだ。

 吉田がそれに続くことがきたされている。今夜も眠れない夜となりそうだ。

 

 

| 児玉昌己 | - | 07:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
五輪後半女子卓球、シンクロ念願のメダル 

 2歳から卓球を始め、猛特訓で泣き虫アイちゃんの異名で知られた福原も所帯を構えた27歳。

 キャプテンとして、伊藤15、石川23をまとめ、念願の銅だ。

福原は、個人戦ではアジアの壁の前で、自己ベストも4位と悔しい状況だった。

 石川は先のブログでも書いたように初戦を落として、テレビでもわかるほど、憔悴していた。が、逆に追い詰められ、秘められていた闘志をむき出しにして、強豪ライバルを団体戦では下していった。今大会強烈に印象に残るアスリートだ。

 2020年の東京大会を見据え、10代が23名いるという今回の五輪日本選手団。

 19の白井健三は、金を期待されていた床での失敗に開き直り、個人跳馬で堂々の新技シライ2を成功させ銅を得たが、すでに、次代のリーダーとしての風格を成し、堂々のわが国を代表するアスリートと見てもよい。

 だが、伊藤美誠(みま)15歳。日本新でもメダルを逃した水泳の池江は16だ。よくぞと思う。通常の子なら15,16歳の中高生だ。

 それなりに人生を過ごしているのだろうが、この年で注目の五輪選手。親の心配、本人は当然だが、気苦労も並大抵ではないだろう。いや、もう親の手を離れているのだろう。

 4年後、日本を代表する競技者に育ってくれることを祈念するばかりだ。

 メダル請負人、16日の誕生日で66になられたはずの井村雅代監督の猛特訓に鍛え上げられたシンクロも、女史の誕生日に花を添えるように、堂々の銅。

 バドミントン女子、タカ・マツ組は、決勝に残っている。日本中に元気を届けてくれている。

 男子陸上は、100で自己ベスト10.06.を出した山縣の奮闘と、棒高跳び沢野の7位入賞を見るほどで、世界との差がありすぎる。若手の強化、育成が待たれる。

 それにしても結果がすべてのアスリート、有力候補でも舞台に立てば、その努力が報われるかどうか、やってみないと、誰もわからない。対戦の相手もある。

 すなわち運も作用する。別格というべきボルトや水泳のマイケル・フェルプスなどの超人、天才も、努力と、精進があるのだろうが、実に、ため息が出るばかりだ。

 我々、凡人は努力あるのみだ。

 

| 児玉昌己 | - | 07:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
錦織96年ぶりのテニス界悲願の銅 シンクロも好発進 ボルトの3連覇は言うに及ばず

 錦織が熾烈な準々決勝を制したものの、その疲労で準決勝でロンドン金のマレーに敗北し、3位決定戦で対戦成績1勝9敗の北京金のナダル(スペイン)に競り勝って銅を得たことを知る。

 テニスの五輪メダルは熊谷一弥氏が銀メダルを獲得して以来実に96年ぶりとのこと。

 準決勝、と3位決定戦はともに相手は金メダリスト、本当に上位に食い込むことがどれだけ大変かを知る。凄いことだ。

 シンクロも好発進。ボルトの史上初の五輪3連覇は圧巻そのものだった。

 

 

 

 

| 児玉昌己 | - | 22:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
海鳴庵児玉句歌集2016年後期

 

2016.08.15 Monday いつ果てるともない猛暑の日々 優雅に舞う黒揚羽を詠む

 

いつ果てる あてなき炎暑(なつ)に 君は舞う 優雅華麗に 黒い羽揺らし

 

 炎熱の 庭をも枯らす 日々なれど 華麗優雅に 黒揚羽蝶(くろちょう)の舞う     

 

 

2016.08.05 Friday夏至から早や4日余 沈む陽の早さを詠む 

遅き夏 わずか寛ぐ しまなみに 落ちる夕陽は 早くなりしや

 

炎暑なる 日々の続きは 辛くとも いと涼しげや 浴衣の女(ひと)は

 

 

2016.07.29 Friday 英のEU離脱(Brexit)以降超多忙

さぼると、それだけお役に立たてないと、さらに目を酷使している日々である。

  

ロンドンの あの日の衝撃 今もあり 身体労わる 余裕(ゆとり)さえなし 

 

2016.07.15 Friday 手つかずだった庭の雑草の除草を詠む 

 連日の大雨、庭の草も伸び放題 

 

 手つかずで 我が物顔の 雑草に ようよう対処 雲間さす陽に

                      

参考句歌海鳴庵

2016.07.01 Friday 海鳴庵児玉句歌集2016年前期

http://masami-kodama.jugem.jp/?eid=3979

| 児玉昌己 | - | 17:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
いつ果てるともない猛暑の日々 優雅に舞う黒揚羽を詠む 海鳴庵児玉

  

いつ果てる ともなき炎暑(なつ)に 君は舞う 優雅華麗に 黒い羽揺らし

 

 

炎熱の 庭をも枯らす 日々なれど 華麗優雅に 黒い揚羽蝶(ちょう)舞う

                海鳴庵児玉

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| 児玉昌己 | - | 13:58 | comments(0) | trackbacks(0) |

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