児玉昌己研究室

内外の政治と日常について想うことのあれこれを綴ります。
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マニフェスト騒動3 宝石を溝に捨てる類の民主の小選挙区制度への傾斜 
欧州政治の専門家として、いっておくことは、民主主義の先進国である欧州各国の選挙制度の本流は、比例制度であるということである。 

民主についていえば、国会議員の数が多い、それで「身を切る」などと称して、実は、自らの小選挙区の改廃にはなんら影響がない。つまり、身を削ることなどまったくない。

しかも、あろうことか、削るべき対象としているのが、日本の代表民主主義を最も体現した宝石というべき比例議席で、その大幅削減をいう。つまり政治的欺瞞である。

議席も全廃するよう動く危険もある。こうなれば完全な反民主党の出現である。100もし政権をとれば、次は不要として残りの

あらゆる政治的な少数意見や国民の多様な声は、強制的に、しかも合法的に、国権の最高機関である国会から排除される。野党としても存在できないシステムが構築される。

すなわち、民主主義下の、見えないファシズムに接近する。

  民主党に問う。名も議員を確保できていない)、そして政治にマフィアと暴力が絡むロシアに次いで、最低ランクである。1万人に50 日本の国会議員の定数は、大統領制という行政の圧倒的優位にあり、上院は貴族的になり、下院は任期2年で、狭隘な地元選挙区の利益の擁護にエネルギーを注がざるを得ない米国(
 しかもそれを世襲政治家が、それをいう。その理由は何なのかね。世襲制で他党を非難する資格があるのかね。
 世襲政治家による寡頭制の権威的政治を主張していることの意味を理解できているのかね。
日本の議員数は、欧州の政治先進国と比して、圧倒的に少ない。なにを根拠に、議員定数削減をいうのかね。


万人たいする国会議員数である。100以下は、人口

           比率           議席実数 
スウェーデン     38.78             349
イギリス       22.84             
1350
ドイツ         17.49             612 

イタリア       16.44              937
フランス       14.48              
898
オランダ       14.06              
225
カナダ        13.77              
413
オーストラリア    11.30              
226
日本          5.64              
722
ロシア         4.36             
628
米国          1.90             
535

「日本の政治がよーくわかる本」 秀和システム2007 13頁

 

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