児玉昌己研究室

内外の政治と日常について想うことのあれこれを綴ります。
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平成21年師走の訪れ 海鳴庵

 11月の時ならぬ寒さは去って、また比較的過ごしやすい日々が戻っている。

早くも12月。平成も21年の区切りを終えようとしている。
 平成は大正の期間を抜いてすでに6年。粛々として、平成の世が進んでいる。ちなみに明治が何年まで続いたのか、大正が何年なのか、若い人にきくと、ほとんど知らないのに、驚かされ、すこしがっかりする。歴史ブームは一部の者だけのものかと。

私が子供時分は「明治100年」と朝礼で、校長先生他がよく口にしていた。それも今では140年。大学2年生以下は平成生まれで、ほどなく学部学生はすべて平成生まれとなる。そしてそのころには、明治150年ということになるのだろう。
 やはり明治という時代は、「坂の上の雲」のごとく、日本人にとっては特別な時代であり、時代の分水嶺であるのだろう。

将来のことは誰もわからないが、もうしばらく経つと、明治も完全に歴史化して、昭和何年と昭和を起点とした表現が広がるのかもしれない。それでも明治は特別な意味をもって語り継がれていくだろう。

 師走の時期、愛用の手提げが膨らむ。お金ではない。ならいいのだが。手帳が新旧2冊はいっているからだ。若い人は携帯だろうが、私はそうはならない。アナログ人間だ。
 平成21年が終わっているわけでもない。だが、次々と書き込まれていく日程はすべて来年の、しかも中盤以降のことだ。

 いつの間にか、行きつけのスーパーではクリスマスソングが流れ、サンタを描いたケーキの予約注文の広告も見受けられる。挨拶も、これからは、「よいお年を」となる。

 景気は厳しい状況が続いている。せいぜい温かいものでも食べて、今年の最後の月を乗り切りたいものだ。


  
 師走たり きたりて去りて 深まれり 愛すべき日々 平成の世ぞ

                   (海鳴庵/児玉) 




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