日本応用経済学会の全国大会が、昨日今日と勤務校で開催され、招待講演に招かれ、昨日17日Brexitの背景、意味、EUの将来というテーマで講演させていただいた。
数学を使うことの多いこの学会だが、専門外のテーマについて、学会とは異なる講演者を求めるという慣行があるとのことで、実行委員長の本学経済学部教授の秋本先生の依頼を受けてたものだった。
ちょうどフランスの国民議会の決選投票の前日ということで、マクロン大統領選出後のフランスの状況も踏まえて、話をさせていただいた。
秋本先生の教え子ら、本学学生によるミニ管弦楽の生演奏も披露された楽しい懇親会だった。
この間、一言といわれ、応用経済学といえば、数学の塊のような学問領域であり、それにもかかわらず、父の期待を裏切り、数学が苦手だった私が講演者として招かれ、三度の食事より数学が好きであろう皆さんの前で、お話で来て光栄であり、泉下の父に少しうれしい報告ができますと、あいさつさせていただいた。
なお、立命館大に移籍して、メール等やり取りする以外に、会う機会がなくなっていた松尾匡教授とも再会できてうれしいことだった。
拙著「欧州議会と欧州統合」(2004年)の書評を最初に学内広報誌に掲載してくれたのは彼だった。
2012.07.26 Thursday 『新しい左翼入門』(講談社新書)と著者松尾匡先生のこと 「由緒正しき人」のこと 上下
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