児玉昌己研究室

内外の政治と日常について想うことのあれこれを綴ります。
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韓国の対話路線破綻、トランプにより一蹴 北朝鮮ICBM発射と水爆実験

 北朝鮮が6回目の核実験を行った。その規模について毎日は以下伝えている。

 日本の気象庁によると、過去5回の核実験による地震はマグニチュード(M)4・9〜5・3。今回(M6・1)は昨年9月(M5・3)の「少なくとも10倍程度」(同庁)のエネルギーだ。爆発規模は「過去最大の約70キロトン」(小野寺五典防衛相)。気象庁が観測した地震のマグニチュードは前回より1近く上がっており、澤田哲生・東京工業大助教(原子核工学)は「規模からして水爆とみていい」と分析。

 <北朝鮮核実験>技術力を強化、威力増し小型化 6回目強行2017 毎日9/4()

北朝鮮については、拉致被害者への思いがずっとあり、学術レベルでも、専門とするEUとの関係で、いくつか論文や、仏英の共同国際問題専門誌に書評を出している。

 その一つで、9年前に以下を書いているが、基本的には大きく修正することはない。否、私が当時書いた危惧は現実政治の中で、実証され、大きくなるばかりである。

 国家機関からも、EUからみればどう思っているのかと、問われることもある。

 私の9年前に日本EU学会で発表した論文はインターネットで自由に取り出せる。一読を薦めたい。

 EUの北朝鮮政策 EU外交の可能性と限界 日本EU学会年報 (2008) No. 28 P 151-174,321

https://www.jstage.jst.go.jp/article/eusj1997/2008/

28/2008_28_151/_pdf

それにしても、金大中の太陽政策と、それを受け継ぐ盧武鉉、そして現政権の文在寅(ムン・ジェイン)の親北路線が北朝鮮の増長を生んだということだ。

 

 トランプがいったように、核保有国として認めよ、対等に処遇せよというのが北朝鮮の考えである。まさに国連決議のなし崩しという、国際社会におけるならず者の言だ。

 非核化など全く眼中にない金王朝の独裁者に対しては、中国が、赤子の一つ覚えにいう対話など、全く意味がない。

  石油の禁輸こそがキンジョンウン排除の最大の武器だろう。中国こそ、この独裁者を排除する理由が出ている。

 中国にとっても、東北アジアの平和こそ、その発展と経済の安定化の条件である。北朝鮮は、東北アジアと国際関係の根底を直接脅かしているというからだ。なにより、日本、韓国そして米はもとより、中国も、そしてロシアも北朝鮮の核の射程に入っているということだ。

  トランプの発言は以下だ。韓国大統領文在寅(ムン・ジェイン)に対して、結果として、ヒトラーの増長を許し、第2次大戦をもたらすネイビル・チェンバレルの対ナチ軟弱政策で使った最も厳しい言葉である「融和政策」(appeasement)という表現を使いその態度を批判している。

South Korea is finding, as I have told them, that their talk of appeasement with North Korea will not work, they only understand one thing!” (Sep 3.2017.

"The US has been talking to North Korea, and paying them extortion money, for 25 years. Talking is not the answer!"  

(Aug 30. 2017)

 直接的という言葉の正確さという意味でまさに穿っていえば、北朝鮮の核は我々のものとでも思っている者もいるのだろう。

 自国は、同胞で攻撃されないと、その進展に目を背け、高をくくってきた韓国の能天気さには、あきれ返るばかりである。

 自国の立ち位置が全く分かっていないということである。これでは韓国への世界の信頼はない。

参考ブログ

 

 

 

 

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