あかじんさんから「韓国外交史上の最大の敗北の日について」、以前、以下のコメントいただきました。有難うございました。
「その通りですね。
きっと韓国は北朝鮮が韓国にミサイルを飛ばしてきても、「北朝鮮がわが国を攻撃するなんて何かの間違いだ!」といいそうですね〜(笑)」
私はEUの研究者ですが、北朝鮮問題は看過できず、今まで考えていたこともあり、予想以上に書いています。
まるで危機感のない韓国です。太陽政策と、北朝鮮の韓国篭絡計画が相合わさって、大成功を収めた証でもあります。
韓国では、蛸壺主義的な唯我独尊ならぬ、唯我民族主義の徹底化で、国際社会の反応まで失念しているようですね。有力紙、中央日報は北朝鮮による「韓国総赤化」と刺激的な言葉で、書いていました。
北朝鮮は、前近代的な世襲制による金王朝の神聖独裁国家で、理念上、制度上は、高度に発達した資本主義から到達するという共産主義とは似て非なるものですから、「赤化」などとは、世の共産主義者にも迷惑なことでしょう。
それにしても、現政権幹部は、自分たちの南北共助の思想が正当かつ正統であると考えているからでしょう。
北朝鮮が、まともな国家なら、「共助」には誰も文句は言わないのですが、独裁の維持だけに腐心し、他国を恐喝するため核兵器開発に狂奔する「ならず者国家」では、国際社会の厳しい反応も当然です。
韓国指導部は、北朝鮮で行われている独裁や人権状況にたいし、驚くべき無関心や、黙許をつづけています。が、これは断じて許されるものではありません。
EUの欧州議会でも、北朝鮮の人権蹂躙について、史上初の公聴会が開かれていてます。 盧武鉉政権は、米国以上に、味方であると思っていたEUから、今後厳しい対応を受けると考えています。