昨日までは曇天だったが、今朝は快晴。まさに台風一過。
夕刻のテレビニュースの新しい映像では、三菱造船の大型クレーンが倒壊して、工場にかぶさっていた。幸い工場は台風休業で、被害者はいなかったという。
長崎県の被害総額は48億円ということ。破壊された防波堤の修理で半額は飛んでいくという。街路樹がなぎ倒されて、あるいは枝を折られて、痛々しい。それでも、復旧の速さは、さすがわがジャパンだと胸を晴れるものだ。
人的被害は宮崎県ではひどかったが、幸い本県は、比較的大きな被害にはならなかった。ただ山間部もあり、3日にわたり停電していたところもあるとのことだったが、今日の午後には完全復旧したようだ。
長崎人は、台風には比較的慣れているが、それでも15年ほど前の19号台風以来の暴風雨を無事にやり過ごし、ほっとしている。
実際、台風の脅威と、それを前にした緊張は、経験した人しか分からない。どんな展開になるのか、またどんな被害が出るのか、誰も予測できない。脅威に対して、危ないと思えば、せいぜい公共施設に避難することくらいしかできず、台風自体を事前に撃退もできないからだ。
ともあれ、それから解放されて、やれやれ。だが、急に歯が痛み、雑草とりで草まけした皮膚が湿疹となり、病院にいくなど、散々。
台風は、来るなといっても来るだろうから、せいぜい、今年はこれで終わりにしてほしいと願うばかりだ。