クリスマス 久留米は小雪。
皆さんは、いかがお過ごしだろうか。大学も休みに入りホッとしている。
昨日は昼、通知表などもらって帰宅する小学生をみかけた。
午後は、今春から江田島の海自幹部候補生学校に学ぶ教え子のI君が、休暇入りで、久しぶり熊本に里帰りするという。途中久留米に立ち寄り、挨拶に来てくれた。海曹長という位だ。
父君に見せたくて、制服でくるという。私もそれを望んだことだった。
前近代的な農村戸籍を残したまま覇権主義を強化する一党独裁国家や、核開発に狂奔し、都合のいい時だけ同胞と言いつつ、平時に無辜の市民を巻き込んだ砲撃をする、僭称する「共和国」とは縁もゆかりもない、狂気の世襲全体主義の独裁国家や、民主家闘士を長期間拘束してはばからない軍事独裁国家、さらには平時に国家間条約で取り決めた領土を不法に占領している国家などが跋扈するアジアである。
そこにあって、戦後65年ひたすら、専守防衛の平和主義に徹し、宝石のごとくも、民主主義を維持しているわが国家のために、凛々しくも、平和国家の国防の使命に、第一線で従事、活躍してくれるのは、素朴にうれしいことである。
なお、江田島のお土産と持参してくれたのは、幹部候補生学校の5省(ごせい)のマウスパッド。5省とは、海軍兵学校時代からのもので、就寝前に、唱えるもので以下だ。ちなみに英文もある。
Japanese Naval Academy’sFive Reflections
1.至誠に悖(もと)るなかりしか
Hast thou not gone against sincerity?
2.言行に恥ずるなかりしか
Hast thou not felt ashamed of thy words and deeds?
3. 気力に欠くるなかりしか
Hast thou not lacked vigor?
4.努力に憾(うらみ)なかりしか
Hast thou exerted all possible efforts?
5.不精に亘(わた)るなかりしか
Hast thou not become slothful?
冷えてきたが、今夜は、勤務校の大学院年報に掲載予定のイギリス総選挙の考察に取り組むつもりだ。