2013.08.31 Saturday
斉藤力二朗氏によるアラブ情勢についての欧州部会講演無事終わる
台風接近で風雨も強い中、斉藤先生は福岡空港に無事到着。30名あまりの参加者があり、比較文化研究所欧州部会をエルガーラオフィス6Fにある本学サテライト教室で開催。 「アラブイスラム世界と欧州の愛憎」というテーマで75分ほど、講演いただき、15分質疑応答となった。 イスラムから見た十字軍の話をされた後、いわゆるアラブの春の中でのエジプト情勢の緊迫化とサウジへの影響を齊藤講師はお話しされた。 斉藤先生は、明治期のアフガンの分析を残している東亜同文書院常任理事田鍋安之助を祖父とし、第2次大戦前、外交官としてアフガン駐在を務められた父君斉藤積平と3代にわたる中東世界とのかかわりを持つ、わが国では稀有の中東専門家である。 ちなみに東行(とうぎょう)庵に眠る高杉晋作の最期をみとった野村望東尼とも、ご先祖は関係があるとのことである。 その後は、九大名誉教授の吉川先生も入られ、受講者と懇談を「益正」で持ち、あれこれ歓談。その後、大雨、落雷、洪水の警報でダイヤが大幅に乱れ、ホームに人があふれる西鉄天神から無事、久留米に戻った次第だ。 ロンドン時代に出会い、その後、30年ぶりの交友はかくして、福岡の本学公開講座の受講者を中心とする参加者の皆さんにも満足していただき、充実したものとなった 参考記事 pageindices/index119.htmlhttp://www.aichi-u.ac.jp /orc/pdf/20071003ORC%E7%A0%94 B0%E5%B9%B4%E %E5%90%8C%E6
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