2013.10.31 Thursday
激化する内部矛盾と「王朝化」する中国 下
中国の庶民は、極めて遺憾にも、わが国の一部の知識人や学者が誉めあげた文化革命という文化の大破壊と人間関係をずたずたにした文化大革命を経験し、さらには都市部のインテリの強制的移住という下放を経験した。
「同志」(トンツ)という言葉もである。今やその言葉は、使用時には皮肉か、可笑しみをもつ言葉でさえある。
地元警察による記者拘束受けて、記者の解放をと批判した記事を載せた広東省の新聞社があった。こちらは、なんと、拘束された記者が、拘束中に、一転、わいろをもらって報じた、と自白したという。
もとより、2013年1月30日に起きた空自P3cへの中国海軍艦船のレーダー照射事件は、対外関係に一義的にかかわる国家機関である外務省の報道官がインタビュで問われて、まったく知らされていず、立ち往生したことでもわかるように、国家機構のレベルは世界的に知れていたのだが。
富裕層に多額の「灰色収入」、貧富の差は20倍以上かCNN.co.jp 2013年9月24日
「整頓」で関係者処分へ=記者拘束の中国紙 時事通信 10月29日
警察よ、記者を返せ! 地方紙が1面で異例の大批判=中国 サーチナ10月23日
薄熙来追放で最大の脅威を排除した中国共産党2013年9月24日英フィナンシャル・タイム 中国社会科学院 海外逃亡の高級官僚1万8000人に上ると推計NEWSポストセブン2013 参考ブログ 2013.02.10
Sunday 国際情報戦に勝て
上下 評価できる安倍政権 中国レーダー照射事件
http://masami-kodama.jugem.jp/?eid=3391 |