児玉昌己研究室

内外の政治と日常について想うことのあれこれを綴ります。
サラ・ブライトマンでくつろぐ

 29日は祝日だが、大学は授業回数を確保するために、本学では通常授業。終えて、ソプラノ歌手、サラ・ブライトマンの Con te partiròTime To Say Goodbye)を楽しんでいる。 高音域の歌唱力は圧巻だ。

 歌題はイタリア語の直接の意味は I go with you。英語では「サヨナラの時」というが、あなたと共にということで、一人ではないということが意味的には重要。

CDも購入して、車で聴いているが、ユーチューブは実にありがたい。

https://www.youtube.com/watch?v=zxotsTtwKDQ





| 児玉昌己 | - | 18:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
近づくイギリス総選挙 カギ握るスコットランド民族政党SNP

 日本では黄金週間明けの来月7日と、イギリス総選挙が迫ってきた。カギを握るのは、6300万国家のイギリスにあって人口530万人のスコットランドである。そしてその地域政党SNPスコットランド民族(国民)党である。

 先の欧州議会選挙で躍進したのが反EU政党のUKIPであるが、UKIPに支持基盤を奪われたのが、イギリス国民(民族)党BNPである。こちらは、イングランドを基盤にしている人種差別政党で極右政党である。
 他方、SNPは、イギリスを構成するスコットランドの地域政党で、イギリスにあっては、他のどの政党にもまして親EU的政党である。ややこしいが、混同してはならない。

 またイギリスと呼称しているものの、本来イングランドの政党のUKIPは、昨年5月の欧州議会選挙ではイギリス選挙区で支持を伸ばし最大政党となった。

 だが、今回の総選挙では、欧州議会選挙とはちがい、小選挙区制度であるがゆえに、数議席にとどまると予測され、すでに総選挙をめぐるイギリス政治の話題の圏外にある。

 今日のブログの主題であるスコットランドに戻っていえば、イギリス(ウエストミンスター)議会でのスコットランドに配分されている議席は59。今回の総選挙の予測ではこのうち50程度を確保するという。ちなみにスコットランドでは伝統的に労働党が強く、前回2010年では40議席を得ているのにたいして、SNPは6。保守党はわずかに1議席。すなわち、今回労働党の議席を大量に食う形で、SNPが伸長するということである。

 すなわちスコットランド地域に確実に支持を広げているのが、この政党である。2007年のスコットランド議会での躍進と、2011年の選挙でスコットランド地方議会での最大政党となっている。その余勢をかって、2014年9月にイギリスからの分離独立を問う住民投票を実施した。

 今回の総選挙では、事前予測で、政権奪還を目指す労働党と現政権の保守党がつばぜり合いを演じている。

 21日のEuractivの記事では労働党は270程度で、合計すると、320程度。単純過半が326議席で、両党を合わせても政権構築の過半数に足らない。 

 1974年および2010年以来の「宙づりの議会」(ハングパーリアメント)となりそうである。

 SNPは労働党と連立を組む意思があるというが、労働党のミリバンド党首はその必要はないという。これにたいして、SNPは誤った判断であると返している。

 現在の保守党政権からは、SNPはウエストミンスターの議会の敵というべき存在で、SNPの主張は、国家予算の大規模の増額ということであり、これは「歴史上、最も高額の脅迫状」(ransom note)であると、キャメロンが批判している。

 そのSNPだが、今般、総選挙のための親EUの選挙綱領を発表した。

 EurActivによると、再度のスコットランド独立を問う住民投票は非民主主義的であると述べたものの、2017年の国民投票導入をいう保守党を、労働党と同じく批判し、もしそうなれば、全国一律の単純過半数による決定ではなく、イギリスを構成するイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つの地域での投票での支持が必要という要件を持ち出している。

 スコットランドのイギリスからの独立を問う2014年9月の住民投票では44.7%対55.3%で否決されたが、現党首でスコットランド担当相Scottish First Ministerのニコラ・スタージョン女史にその地位を渡したサーモンドAlex Salmondは、保守党が反EUに傾けば、再度のスコットランドのイギリス(UK)からの分離独立を住民投票もありうる旨述べている。

  すなわち、保守党がナショナリズムを振りかざし、反EU的態度を深めれば深めるほど、イギリスを構築するスコットランドが分離するよう政治的に作用するという形が明確となってきた。中期的に見れば、スコットランドの分離独立はここ10年の動向を見ていると、十分に起こりうることである。もし、イギリス自身がそうなれば、UKとしての一体性を欠き、欧州政治において決定的にその存在感をなくすということになる。

 どう転んでもEU問題が連合王国United Kingdomとしてのイギリスの18世紀初頭からの長年にわたる一体的統治を根幹から揺るがす政治の最重要争点であるということだ。

 欧州連合という邦語表記を否定するEUのさらなる連邦的深化がいかにEU加盟国の政治に大きく影響を及ぼしているかを示すものである。

 EU政治こそがEU加盟国と、欧州政治の中心的要素になりつつある。

参考記事

SNP manifesto: Pro-EU and no new independence voteEurActiv 21/04/2015 

参考ブログ

2014.09.19 Friday スコットランド分離独立否決 世界が注視した住民投票

http://masami-kodama.jugem.jp/?eid=3741

| 児玉昌己 | - | 21:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
巨大都市への出張から戻り、アザレアに精気を戻す それを詠む

  金曜日から出張で上京していた。九州という静穏な地域にいると、巨大都市の人の波には疲弊する。日曜日の我が家の庭にはアザレア。半袖、半ズボンの久留米だ。


巨大都市 その大波に 溺れかけ 精気もどすは アザレアの紅(べに)


海鳴庵児玉昌己句歌集2015年前半

http://masami-kodama.jugem.jp/?eid=3802



   

 

| 児玉昌己 | - | 17:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
首相官邸を狙ったドローンDrone・テロ これは遊びではなくテロだ

 やっぱり起きたドローンテロ。微量だが放射線セシウムも検知されたという。メディアでは「落下」という中立的であいまいな表現がとられているが、そうではなく、意図した攻撃と見てよい。 現実を過小評価すべきではない。

 ドローンとは雄の蜂の音から名づけられた遠隔無線操縦の超小型ヘリだ。

 ドローンといえば、最初、グーグルの宅配の実験と宣伝を観て、驚愕したことを覚えている。最近では花見の楽しみ方や、朽ち行く軍艦島の立体的把握に使われていた。

 グーグルのサービスの話に戻れば、テレビでは本の宅配か何かであったが、便利なサービスというより以前に、何より、小型爆弾やサリンなどの化学兵器を搭載して、ピンポイントで政治的敵に対する、あるいは無差別のテロを実行できるではないかという直観的な驚愕だった。

 そして首相官邸が狙われたということである。ただただ被害がなかったというだけで、国家の行政の中枢が狙われたということである。

 かつてのオウムだったらサリンを搭載していただろう。高性能のプラスチック爆弾が搭載されていなかったことが幸いだ。

 公安幹部も驚愕しているだろう。地上からはアクセスが厳しく制限できるが、上空からは無防備だ。ホワイトハウスにも同様なことが起きた。

 社会に重要な貢献もできるドローンなのだが、使いようでは悪魔にも化ける技術だ。スペックや製造と厳格な登録などで対応するしかないのかということだ。

 

| 児玉昌己 | - | 17:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
筆をおいて雲仙の地獄で遊ぶ 海鳴庵児玉

 お気に入りの湯は日本最初の国立公園、雲仙の硫黄泉。近々出版する書を終えて、愛車で一路雲仙へ、地獄の湯を楽しんだ。


 筆おきて 一路駆けるは雲の上 地獄の湯舟で 我は仙人

              海鳴庵児玉

| 児玉昌己 | - | 18:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
咸臨丸渡米(1860年)と書斎の模型 2012.01.02 再録

ブログもいつの間にか8年目。自分でもよく書いていると思うが、その中で忘れていたもので、読んでほしいものを以下、再録する。

 2012.01.02 Monday 咸臨丸渡米(1860年)と書斎の模型

  近代日本で尊敬する人物はだれか1人を挙げよと問われたら、勝海舟を挙げる。
 バランスをとることが必要なら、ご先祖の藩である長州藩の高杉晋作を挙げる。
 同じ咸臨丸の乗員だった福沢諭吉との、維新後の関係が何であれ、である。 福沢の知的貢献は抜きんでている。
 だが、幕末の体制崩壊期のソフトランディングに果たした勝海舟の政治的な功績には、余人が及ぶところではない。
 政治での貢献こそが、直接的に数十万、百万の生命財産とかかわり、国家というものの存立にかかわることであるのだから。

 それが私が専門とする政治学の中心テーマ、すなわち政治権力というものである。
 幕府の旗本小普請組の子して微禄に泣く貧乏暮らしをもろともせず、剣術師範にして、オランダ語に長じ、築城学など近代洋学も学んだ幕府切っての逸材。紆余曲折を経つつ、後に、海軍奉行並、幕府軍事総裁など、最末期の幕府側の要職を歴任した。
 しかも幕藩体制の打破に奔走した坂本竜馬の師であり、徳川250年に止まらず、700年にわたる武家支配体制の崩壊という決定的瞬間である江戸無血開城に道を開いた、幕末維新期の傑出した人物である。
 咸臨丸渡米については、子母沢寛が名著「勝海舟」で書いている。軍艦操練所教授方頭取(艦長)の勝海舟と、軍艦奉行、咸臨丸総督として二人三脚を務めた木村摂津守の、浸水したキャビンの中で波浮く米ドル紙幣の個所は涙、涙の読書だった。
 ニュースでその咸臨丸のことが出ていた。
 正月、長崎に戻り、偶然だが、書斎で埃にまみれた咸臨丸の木製模型を見つけて、久留米に持ち帰り、居間に飾ったばかりだ。
 帆の部分など糸が切れてたりしているが、大航海を乗り切った咸臨丸の迫力だと勝手に想っている。
 この模型は、記憶が定かでないが、テレビ購入のプレミアの景品だったかもしれない。
 幕藩体制の終焉と、明治国家に結果的にかじを切ることになる、記念すべき幕府海軍の大航海で、150年余がそれから過ぎているが、忘れていた長与の書斎の模型の「発見」、年初のブログに書きたかった
なおウィキペディアは、ありがたいことに、咸臨丸の写真を掲示しており、その雄姿をみることができる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%B8%E8%87%A8%E4%B8%B8
| 児玉昌己 | - | 08:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
 庭の花で迎えた春の喜びを詠む 海鳴庵児玉

  庭では梅、水仙、桜、桃と花が咲き散り、今度はツツジが花をつけ始めた。雨は多いが、春本番。客人を迎えることもあり、庭師に来てもらい、剪定してもらった。

 



 花咲きて 我が家も春を 迎えけり 静かなる日常(ひ)の ありがたきこと

                          海鳴庵児玉



海鳴庵児玉昌己句歌集2015年前半

http://masami-kodama.jugem.jp/?eid=3802


| 児玉昌己 | - | 08:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
ギリシアの巨額債務問題 弱者の「恐喝」とEU最弱の環を撃つロシア

 4月20日といわれるギリシアの資金枯渇を目前にして、EU側とギリシャの社会主義チプラス政権との間で、つばぜり合いがEUの場で演じている。
 しかも、巨額の返済に直面しているギリシャが、ロシアからの資金獲得のカードとして、天然ガスパイプラインというロシア・カードを持ち出している。

 すなわちギリシャ当局者は、8日、ロシアからトルコにロシア産天然ガスを運ぶガスパイプラインがギリシャまで延長された場合、延長後にギリシャがロシア産ガスを欧州に売却することで得られると想定される収入に見合う額を、ロシアが近くギリシャに提供することを検討していることを明らかにした、とロイターが伝えた。
 ロイターによれば、ギリシャ当局者は、ギリシャが参加すれば、年間約5億ユーロ(5億4000万ドル)の収入が見込めると試算。また、ターキッシュ・ストリームの延長部分の2019年の稼動開始を望むとした。

 これにたいして、欧州議会議長でドイツ出身のマーチン・シュルツ(欧州社会党)が、ギリシャによるドイツへの戦後賠償要求と合わせて、不快感を募らせ、EUによるロシア制裁の枠組みを崩すことなかれと警告している。

 ギリシャという国家を通して、EU加盟国が、内政において、あるいは外交分野でいかにEUを前提として動いているか、EUの域外にあっては、排他的に認められている主権的権限の行使に、いかに制限がかかっているかを逆に証明している。

 実際、ギリシャは長く続いた放漫財政による負債がデフォルト寸前まで至っており、当面の危機は、IMFなどの借り入れの償還期間来る20日という。

 IMFとEU側は借りたものは返せ、放漫財政に再び、手を染めないため国内の財政規律を確保し、その改革策を明確に示せというものである。

 ロシアについて言えば、原油価格の暴落で、ギリシャに資金援助を提供できる余裕はないが、EUの最も弱い環を叩くには都合がいいことには間違いない。

 ギリシャに戻っていえば、カメノス国防相は、ギリシャとの交渉決裂は、スペイン、イタリアにも及ぶとして、ギリシャは、3次金融支援を必要としていないと述べつつも、「1953年のロンドン会議でドイツが認められたような債務の棒引きが要る」とまで語っている。

  ECBをはじめとするEUに対し、「弱者の恐喝」ともいうべき、取引と、EU側のギリシア支援の意志の値踏み外交に及んでいる。だが、ギリシャの態度は生産的ではない。確かに欧州中央銀行ECBは、ギリシア国債の買い上げを実施しているとはいえ、
 2010年当時では、パニックを起こすことが確実なギリシアの巨額債務とデフォルトでは、加盟国の銀行も含めて、ESM条約と財政条約と、これまでの民間の銀行や債権者とのヘアカット交渉で、ずいぶん体質は改善している。
 すなわち、ギリシアの一方的要求を簡単には飲まない素地ができている。

 しかも、ドイツのユーロ非難を展開して欧州議会選挙で昨年議席を得た単一争点政党であるドイツのための選択肢党AfDの躍進に見られるように、加盟国の市民もギリシアの安易な救済には、反対が強い。

 ギリシアについていえば、ユーロ離脱を言う評論家が多いが、万一ユーロを離れドラクマに戻れば、今のインフレと失業率では済まない国家的危機が待ち受けている。そうした想像力がないのがユーロ離脱論を唱える軽薄な評論家だ。合理的立場に立てばギリシャがユーロ離脱するなどという議論がいかに陳腐かである。

 理由は簡単だ。
 国際的に信認を失った国家の通貨を史上の誰が買うかということである。

 しかも、ギリシアの負債の9割近くがユーロであることから、暴落するドラクマからみると、ユーロ建ての負債の額面は、天文学的数値に跳ね上がっていく。
 民生救済の理由にしつつ、実は社会を危機的状況に導く外交でもあるといえる。
 しかも、EU加盟の多くの国の感情も傷つけ、ギリシャの信用を今後決定的に傷つけることになる。ベルギーの首相経験者で現欧州自民のヘルホフシュテットは、ドイツへの賠償要求などを戦後のEU創設の精神に反する一蹴している。

 ちなみに、当事者であるギリシャ巨額負債の当事者であるユーロ圏財務相会合の 同議長は同じくドイツにかつて占領されたオランダ出身のデイセルブルムであるが、強い口調で、ギリシャのヴァルファキス財務相にたいして、同じく、警告している。

 とくにヴァルファキスは、国家の危機とは無縁の優雅な生活をテレビで自ら明らかにして、国内外から批判を浴びている。結局どう転んでも、市民の苦境とは無関係に、何ら傷まないところで、国家の経営に参画しているということである。社会主義者であるはずなのだが、まさに赤い貴族で、こうした人物が一番始末が悪い。

 ドイツへの戦後賠償を口にする政権について言えば、なにより、オランダ自身が、ギリシャ同様、ドイツに蹂躙された国家であることは、あのアンネ・フランクの「日記」を指摘するまでもない。

 しかも、ギリシャのチプラス社会党政権(欧州議会では統一左翼所属)が国民の支持において万全ではおよそない。比例制での勝者が安定をうるために50議席をボーナスで得る総選挙制度であり、基本的には、僅差の有権者支持での政権を運営しているに過ぎない。

 国民も共有し、享受した放漫財政のツケは、かくして国家の深刻な危機に発展する。

 わが国も対岸の火事ではないと思いつつ、状況を注視している。

 なおギリシャの負債総額は、2015年見積りで、3160億ユーロ(為替変動で前後するが40兆円を超える)内訳はユーロ圏で62.3%。IMF13.6%。ECB9.2%。3者で85%超を占めているといわれている。

 また、ギリシャの財政危機は、中国にも思わぬ影響を及ぼしている。
 この危機を活用してギリシャ接近を図っていた中国であるが、両国の協力のモデルケースとされていた国内最大の港、ピレウス港の売却計画の停止もチプラス首相率いる新政権が明らかにした。
 中国も対欧、対地中海戦略の要と位置づけられていたこのプロジェクトの停止で、慌ている。

 参考記事

ロシア、ギリシャにガス事業で前金支払い検討 ロイター2015 04 9

ギリシャが「9日に資金枯渇」と通告、債権団はつなぎ融資拒否ロイター2015 04 3

「優雅な生活」に批判噴出=ギリシャ財務相、火消しに懸命時事通信 317

 

| 児玉昌己 | - | 13:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
Book Depositoryについて

  仕事柄、横文字の本を多く購入する。本はもう買わないと決めているが、思うだけで守れない。和書よりも多い月もある。

 頭が痛いのは円安で、書籍の購入代金が連動して上がることだ。ユーロでは少し戻してきたのがありがたい。

 そんな中で嬉しいのはタイトルにしたBook Depository

 送料が洋書本体の価格より高いので、ためらっていた本があった。

 それで、同業のEU研究者で友人のスティーブン・デイ大分大教授に不満を口にすると、インターネットでタイトルに記した書店があるよ、という。郵送費はゼロという。

 直ぐに、信頼できるの、と返した。問題ないということで、注文すると、すぐに送ってきた。全く驚愕すべくもありがたい。

 アマゾンキラーではないかと思ってグーグルで調べると、なんとアマゾンが最近、買収している。ともあれ、このご時世ありがたい。

 お試しあれ。

| 児玉昌己 | - | 12:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
大雨の中の新入生との初顔合わせ
  大学は入学式を済ませたところもある。勤務校は週明けの6日。その前に、ゼミ生と初顔合わせ。オリエンテーションキャンプの案内。

福岡県外からも大分、長崎、宮崎、鹿児島、山口と多く入学してくれて嬉しいことだった。

 新学期は異動の季節で、あちこちであいさつが交わされる。定年等で、去って行かれた先生に替わり、新たな先生が着任される。

側溝があふれるほどの大雨の中だったが、新入生が中高時代にはない新たな世界を獲得されることを祈念している。



 先月のブログアクセスは合計:7619

 

 

| 児玉昌己 | - | 21:41 | comments(0) | trackbacks(0) |

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