児玉昌己研究室

内外の政治と日常について想うことのあれこれを綴ります。
清々し大晦日 それを詠む 海鳴庵児玉

 好天の大晦日、昼間の混雑を避け、晦日の昨夜遅く年越しそばや正月のおせちの食材を買いに出かける。

 今朝は、しめ飾りを玄関にかける。一年もようやく今日でおしまい。やはり歌で締めよう。

 

 松飾 1年ぶりの ご対面 迎える年に 希望を込めて

 

 晴朗の 空は高貴に 大晦日 清しき風に よき日を願い

                   海鳴庵児玉

 

 

 なお、10年を過ぎたこのブログ、読んでいただいて感謝です。

 来年も、皆様にとって良い年であることを祈念申し上げます

 

| 児玉昌己 | - | 15:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
海鳴庵児玉昌己句歌集2016年後期

海鳴庵児玉昌己句歌集2016年後期

 

 

松飾 1年ぶりの ご対面 迎える年に 希望を込めて

 

晴朗の 空は高貴に 大晦日 清しき風に よき日を願い

 

 

嫁ぐ日の 長女の後背(せなか)に 想いあり かくの如くに 時は過ぎゆく

 

歳月(とき)行けば いつか来たると 知りつつも 嫁ぐわが子の  師走寂しき

                         

 

 

2016.12.02 Friday 駆け足で師走入り その様を詠む 

 11月はカイロ大での学術交流協定に出張し息つく暇もなく、師走入り。 年賀欠礼、カレンダー到着、早い夕暮れは、確実に平成28年の終わりを告げつつある。

 

 夕暮れの 銀杏舞い散る 街角に 襟を立てつつ 独り立ち行く

                 

 

 

2016.11.19 Saturday ピラミッドと悠久の大河 豊かなるナイルを詠む

 

広大な 砂漠(すな)の大地に 忽然と 王墓睥睨 嗚呼ピラミッド

 

芒洋の 大地を裂いて ナイル川 人を育み 都市を興すや

 

 

2016.11.18 Friday  過日長女の結納 剪定なった庭にツワブキの黄色が花を添える

 

 ハレの日の その色うれしい ツワブキや 結納式に 華を添えたり

 

 

2016.11.15 Tuesday

68年ぶりのスーパームーンにしばし癒され それを詠む 海鳴庵児玉

 

超大満月 世事と無縁に 天空(そら)を占め 猛き心を 和ませ賜い

 

 

2016.10.24 Monday 同志社ラグビーの雄、平尾誠二を想いつつ詠む 

平尾の死はいつになく堪えた。体を外湯に沈めて、浮世談義を耳にしつつ、以下詠む。

 

キラキラと 輝く君の 雄姿(し)を刻み 歩まんこの身 前を見据えて

 

神無月 神は在りしや 浮世風呂 浮いて沈んで 笑って泣いて

 

 

2016.10.18 Tuesday 神無月の祠にカンナの花 それを詠む 海鳴庵児玉

 一時期のあの炎暑は終わったものの いつもの祠には未だ、カンナの花 それを詠む

 

 神無月 祈る祠に オレンジの カンナの花が いまだ咲きおり

  

 

2016.10.10 Monday 卒業後、50周年となる中学同窓会にでる

  なつかしさ それより介護 闘病と 同窓会後(かいご)の酒は ほろ苦きもの

 

 

雨を気にしながら、研究室から書斎への個人所有の書籍の移動 その様を詠む 

 長月の 雨また雨の 日々なるも 草稿終わり 心穏やか

 

 雨の日々 書籍も増えし わが古家(ふるや) 新棟なりて 撤収準備 

                  

 

 

2016.09.18 Sunday雨宿りするトンボやクモ それを詠む 

  

 大雨に トンボもクモも 雨宿り 久留米の朝は 不意の客在り


 

2016.09.01 Thursday猛暑の後の長月は地震にて始まり候 それを詠む 海鳴庵児玉

 夜長月 その始まりは 地震にて  

 

猛暑去り 長月来たる 喜びも 眠り妨ぐ 再度の地震 

 

 

 2016.08.25 Thursday 夏の尾道の旅情を詠む 

 

尾道の 潮風わたる 千光寺 遅き休暇(くつろぎ)  漸(ようよ)うの夏

 

潮の香の いまだ漂う 尾道に 寛ぐひと時 夏の眩(まばゆ)さ

                      

 

 

2016.08.15 Monday いつ果てるともない猛暑の日々 優雅に舞う黒揚羽を詠む

 

いつ果てる あてなき炎暑(なつ)に 君は舞う 優雅華麗に 黒い羽揺らし

 

 炎熱の 庭をも枯らす 日々なれど 華麗優雅に 黒い揚羽蝶(ちょう)舞う     

 

 

2016.08.05 Friday夏至から早や4日余 沈む陽の早さを詠む 

遅き夏 わずか寛ぐ しまなみに 落ちる夕陽は 早くなりしや

 

炎暑なる 日々の続きは 辛くとも いと涼しげや 浴衣の女(ひと)は

 

 

2016.07.29 Friday 英のEU離脱(Brexit)以降超多忙

さぼると、それだけお役に立たてないと、さらに目を酷使している日々である。

  

ロンドンの あの日の衝撃 今もあり 身体労わる 余裕(ゆとり)さえなし 

 

2016.07.15 Friday 手つかずだった庭の雑草の除草を詠む 

 連日の大雨、庭の草も伸び放題 

 

 手つかずで 我が物顔の 雑草に ようよう対処 雲間さす陽に

                      

参考句歌海鳴庵

2016.07.01 Friday 海鳴庵児玉句歌集2016年前期

http://masami-kodama.jugem.jp/?eid=4133

 

 

 

 

 

 

| 児玉昌己 | - | 03:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
EU史上初となるイスラムの社民系女性首相誕生を拒否 ルーマニア大統領

 ルーマニアは、報じられていたイスラム教徒の女性の首相候補Sevil Shhaidehの指名提案を大統領Klaus Iohannisが、シリアのアサド政権との関係が深いということで拒否したというニュースが飛び込んできた。

 ルーマニアはフランスと同じ半大統領制を採っている。

 指名権を持つ大統領が中道左派の政府与党(PSD)が提案した首相候補案を大統領が拒否したということである。

憲法では、議会が推薦した候補を大統領が拒否する場合、議会で過半数をもつ政党、そうでない場合は、複数の政党と協議し、議会が議決するとなっている。

 大統領は、連立与党に対し、別の候補を提案するよう求めたということだ。

 ルーマニアでは上下両院(定数計466)の選挙が12月実施され、中道左派の社会民主党が両院ともに得票率46%で勝利していた。

 ヨーロッパでのイスラムの政治指導者の誕生ではロンドン市長がそうであるが、政府の首班での候補は初めてであった。

 欧州の文化の多様性を物語るもので、排外主義的極右にはこうした動きは衝撃的であり、驚異であり、脅威だろう。

 反イスラム、反移民と人種差別的排外主義を掲げる欧州の極右台頭に目を奪われ、EU加盟国の宗教も含めた文化の多様性と混在を、我々はしっかり理解しておく必要がある。

参考記事

Romanian president rejects nomination of Muslim woman for PM.  The Guardian 27 December 2016

ルーマニア議会選 与党勝利毎日新聞20161213日 東京朝刊

参考ブログ

2016.05.07 Saturday EU加盟国首都で史上初のムスリムのロンドン市長誕生とその意味 人種差別主義への一撃

http://masami-kodama.jugem.jp/?eid=4030

 

| 児玉昌己 | - | 03:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
いつの間にか年の瀬 

 いつの間にか冬至も、クリスマスも終わった。いよいよ年の瀬だ。気温も急速に下がってきて、近場でいいから、温泉に行きたい気分だ。

 大学は私たちは明日の会議まであって、正月休み入りする。といっても4日には講義初めだ。勤め始めた30年前あたりは、小中学校同様、2週間あったように思うが、まったく様変わりの大学である。

 大学は10階建ての新棟なって、研究室を多くの教員が移ったことを書いた。構造上、窓のとりかたで、見晴らしがいいとは言えないが、上層階にもらった新しい研究室は明るく快適だ。

 新棟ができて、極力階段を使っている。年配の教員にそれが多いが、私も同様。教育を離れれば、ディスプレーの前で、何時間も過ごす、ただでさえ不健康な研究生活である。なるべく足腰を使いたい。

忘れていたが、嬉しいのは、全館ウオッシュレット。照明もヒトが近づくと点灯する最新式ので、これまたありがたい。

 

 年の瀬の 氷雨に濡れし 老松の ただ佇(たたず)みて 我を見おろす

老松を 濡らして寂し 氷(こおり)雨

 

20071213日 年の瀬
 年の瀬や 乱す髪も なかりけり
 年の瀬や 想うてありき この1年

 

                    海鳴庵/児玉

 

| 児玉昌己 | - | 17:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
時に不快で、頓珍漢なフェイスブックの「いいね」機能 

 長田再生のシンボルの閉鎖という、残念な記事が、神戸新聞に掲載されているとの情報を、フェイスブック上で知った。 それにたいして、「いいね」はないだろうということだ。もとより、ほとんどの人は、それしか、選択肢がなく、書き(打ち)ようがなかったということでのことだろう。

 オリジナルの英語にしても、この状況下では、good はありえない。なぜこんな頓珍漢な日本語を導入、掲示しているかFBの関係者に聞いてみたい。そこでは明らかに「残念だね」badでしかない。

 例えば自身の失敗とか、悲しいことを書いたとする。

 こうしたネガティブな記事、悲しい知らせにたいしては、聞く(みる)相手は、FBでは「いいね」しかない、打てない。それが時に実に不愉快なものとなる。

 この「いいね」の表示について、若い諸君にどう思うか問うと、彼らはドライで、この「いいね」は「既読」という程度ですよという。であれば、言語感覚で保守的な私には、なおさらこの「いいね」という機能で、本来若者が持つべき言葉の基本的な語感を損なっているということになる。

 絵文字では不快、怒りをしめすものが最近付加されている。だが、問題なのは、「いいね」の中に、それと連動しておかれていることだ。

 その整合性も実に問題であり、「いいね」では済まないのである。

 これだけネット社会が定着し、ネットがないと、夜も日も明けない時代だからなおのことだ。SNSは公共財となっているのである。

 みなさんはいかがだろうか。

参考ブログ

2014.08.15 Fridayフェイスブックのあの「いいね」雑感

http://masami-kodama.jugem.jp/?eid=3721

2014.08.06 Wednesday 卒業生との会話 で抜き言葉 マジすか そうすか マジすよ

http://masami-kodama.jugem.jp/?eid=3718

2009.01.15 Thursday 若者言葉 やばい、微妙、そして神 上下

http://masami-kodama.jugem.jp/?eid=1663

http://masami-kodama.jugem.jp/?eid=1664

2008.07.12 Saturday 好きになれない言葉は?

http://masami-kodama.jugem.jp/?eid=1295

2006.06.22 Thursday 美しさを欠く省略言葉

http://masami-kodama.jugem.jp/?eid=168

| 児玉昌己 | - | 18:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
同志社のカレッジソングについて

 以前同志社の関係者ではないと思われますが、カレッジソングの元歌となった、古い歴史を持つ由緒あるドイツの愛国歌「ラインの守り」( Die Wacht am Rhein1840年作)について、youtubeに紹介されています。

 「ドイツの愛国歌」と述べましたが、厳密にいえば、この歌曲は、ドイツがまだプロイセン王を戴きプロイセン王国を盟主として、現代につながる統一ドイツの帝国を建設する1871年以前、ドイツが同じ言語を話す緩やかな領邦国家の集まりだった時代から、親しまれてきたものです。

 この原曲が作られてからほぼ100年後、イングリッド・バーグマンと、ハンフリーボガード主演の名画「カサブランカ」(1942年)の一シーンで、ナチス政権下のドイツ軍の歌として、フランスの国歌ラマルセイエーズとともに、使用されています。
 同志社カレッジソングは、ナチスとは全く無縁であり、それをプロットにした「カサブランカ」の放映に先立つ、はるか数十年前、草創期の同志社にもたらされており
、その国際性と長い歴史を反映するものです。なお正式には、1909年に校歌として採用。

 ちなみに、原曲の「ラインの守り」は、米名門のエール大学の校歌Bright College Yearsにも採用され、それから同志社に伝わったといわれています。歌詞は、英語教師として来日し、宣教活動の一環として近江兄弟社を創設、自身が著名な建築家でもあったウィリアム・ヴォーリズの手になるといわれる。
 今は、同志社のカレッジソングとして、現在の歌詞でDAMにも収録されているということで、21世紀の同志社を愛するものとして、その象徴として歌い継いでいかればと思っています。
https://www.youtube.com/watch?v=04TeIypMyKc

参考ブログ

同志社のカレッジソングについて | 児玉昌己研究室 (jugem.jp)

| 児玉昌己 | - | 11:46 | comments(0) | - |
トルコ加盟交渉に拒否権のオーストリア メルケルがまいた種に苦慮する加盟国

九州EU研究会30周年記念のシンポジウムでの基調報告を無事済ませ、西南学院大学から戻る。

 そして、以下、共同電。

「オーストリアがトルコのEU加盟凍結狙い拒否権、全面対決も」

 オーストリアだけに、トルコ加盟と連動したEUを志向する膨大なトルコ在住の難民の扱いという重要問題を負わせるのは、あまりに問題だろう、という感じでこのニュースを受け止めた。

 なぜなら、ことはオーストリアのみならず、EU全体にかかわるものだ。

 EUの新規加盟については、EU条約では、EU全加盟国の全会一致制である。欧州議会も承認権を持つ。

 それがゆえに、加盟交渉後の加盟条約の段階でも、批准を一カ国でも反対すれば、それは不可能になる。フランスではトルコ加盟は国民投票でと、シラクも、サルコジも考えていたはずだ。

 国民投票となれば、世論調査から見て、確実に否決される事案だ。

 現在のEU条約であるリスボン条約を結果としてもたらすことになった未完の欧州憲法条約のためのEU加盟、欧州議会、加盟国議会の代表などからなる2001年のラーケン宮殿で始まったコンベンションでは、議長を務めたジスカールは、あえてタブーを破って、トルコの加盟はありえない、と述べていた。

 しかし、今回、トルコとの加盟交渉の凍結をEU理事会の文書で打ち出さなかったという理由で、オーストリア政府が理事会声明にたいして拒否権発動した事実は、それだけオーストリア政府が、難民の継続的流入に危機感を持っているということだ。それにこの決定は唐突なものではなかった。

 下記に同じく共同が報じていたように、オーストリア政府は8月時点でトルコとの加盟交渉の中止を打ち出していた。それゆえ、十分予期された行動であった。

 それにトルコは大規模な軍によるクーデターの取り締まりを口実に、反政府勢力に対して、基本的人権の抑圧を強めている。

 それから離れても、大量難民のEU流入の種をまいたのは、ほかでもない。メルケルだった。 

 ハンガリーのオルバン首相がドイツが難民を安価な労働力としてとらえていると反発しているが、経済的に弱体の、難民にとっては通過地点でしかないハンガリー政府のこの反応は、全面的には否定できない議論であった。

 後に西独に編入されることで、スターリニズムの隷属状況に終止符を打った東独出身の、あのナイーブというべき宰相メルケルによる難民受け入れの表明がすべての始まりだった。

 アナウンス効果も手伝い、必要以上に難民に対しEUへの期待を高めさせ、出国を駆り立てたのである。 

 EUの極小国出身のユンケル率いる欧州委員会が、その後膨大な難民について、加盟国に割当制を受け入れるようにまい進したのも、EU最大の強国、メルケルのドイツ政府の意向を反映しのことだったことは明らかである。

 ともあれ、トルコのEU加盟の影響は、既存のEU加盟国にとって極めて大きい。

  トルコは人口8千万余、EU最大のドイツに次ぐ規模である。すなわち、EUを創設したフランスやイタリアよりも人口が大きい。

 理事会でも欧州議会でも、票数も、議員定数もEUは、人口に比例した仕組みを構築している。

 すなわち理事会では持ち票は、離脱する英も、そして伊、仏をも凌ぐことになる。

 欧州議会でも、フランスの現行73にたいして、優に85議席を超える割り当てとなる。

 しかも、グレコ・ローマンを基礎にし、キリスト教国家群という歴史性を持つEUの文化的特性とは、トルコは成り立ちも、メンタリティも異なる国家である。

 この「異質な」人口大国トルコのEU加盟をどうするのか。

 加盟を進めるのか、加盟を阻むのか、政治においては、この欄でも何度も述べたが、決定的究極的局面においては、中立はない。

 なによりトルコが正式にEU加盟の申請をしたのは、1987年である。このトルコによるEU加盟申請から30年も双方の様々な理由で、結果的にたなざらしにされてきた課題だ。その時点ではEUは12カ国であった。

 その後、EU加盟を望むトルコを横目に、経済的にはトルコとさほど変わらないルーマニア、ブルガリアも含め、実に16カ国がEU加盟を果たした。

 そして今、トルコにはシリアからだけで270万ともいわれるEUを希望の星とする難民が滞留している。

 そしてトルコに難民支援の資金援助も付与し、難民についてはその送還についても政治的協定を結んでいる。具体的には、EUはこの3月、ギリシャに密航した難民や移民をすべてトルコに強制送還する見返りに、6月末までにトルコへのビザ免除を約束していた。

 EUは一種これらをトルコ側にとって「人質」に取られた形である。それが現下のEUである。

 加盟に道を開くEU加盟条約締結に向けた交渉を今後とも継続的に進めていくのか。

 EUの難民危機を招いたドイツのメルケルも含め、EU加盟国の他の政府も、オーストリア政府にだけ責任を負わせ、トルコとの全面対決を招来していいのか。

 EUの主要加盟国にとっても、対トルコEU加盟問題は、正念場が来ているということでもある。

参考記事

 オーストリア首相、トルコのEU加盟交渉中止提案へ 共同2016/8/4

| 児玉昌己 | - | 22:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
九州EU研究会30周年記念シンポジウム「欧州統合の将来」開催のお知らせ

 九州EU研究会30周年記念大会(西南学院大学/会長尾上修悟西南大教授)で、「欧州統合の将来」と題して、激動のEUについて、今月17日土曜日午後に、九州大学大学院の岩田教授(国際金融)と、基調報告をします。

 その後、シンポジウムで諸先生と意見交換をします。参加費無料です。

激動のEUとヨーロッパ政治経済に関心のある近隣の皆様のご来場を歓迎します。

http://www.seinan-gu.ac.jp/library/news/news.html?article=201611110000.html

 

 

 

 

| 児玉昌己 | - | 22:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
 おいしい神宗のお徳用塩昆布 がっかりの「おいしい牛乳」

 過日、神宗の塩昆布お徳用をいただいた。所帯を構えた高槻時代は堺筋、丼池(どぶいけ)の診療所で長く耳鼻科を開業されていた故土田康先生から、挨拶を兼ねて診療に寄るたびに、ストックがあるから出してあげてと、いつも頂いていた。

 とにかく懐かしいし、うまい。山椒が利いていい。

家人に値を聞くと私の理解を超えた値を言う。そんなに安いはずはと調べると、やはり言う通り。厚さなどがマチマチの昆布の端を使っているのがお徳用ということだが、実にコストパーフォーマンス。今どきの省略言葉を使えば、コスパに優れている。

 他方がっかりなのが、どこかの、おいしい牛乳。テレビで宣伝を派手にしているのだが、肝心な10%の減量については、全く触れていない。新たになったキャップなど、消費者マインドからすれば、二義的なこと。せっかくの、おいしい牛乳がひどく気分的にまずい牛乳となってしまった。

参考ブログ

2011.11.17 Thursday 丼池(どぶいけ)の診療所の名医土田康先生の訃報に接する

http://masami-kodama.jugem.jp/?eid=2993

| 児玉昌己 | - | 11:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
嫁ぐ娘を持つ親の心を詠む  海鳴庵児玉

 過日、娘が縁あって伴侶を得、姓も変わり、九州の別の都市に越していった。その寂しさ詠む

 

 

 嫁ぐ日の 長女の後背(せなか)に 想いあり 

かくの如くに 時は過ぎゆく

 

 歳月(とき)行けば いつか来たると 知りたるも 

 嫁ぐわが子に  師走寂しき

                海鳴庵児玉

 

  

2007112
 歳月(とき)往きて 遊べし子らの 歓声も 今は夢にて 秋ぞ寂しき

 

 海鳴庵児玉昌己句歌集2016年後期

http://masami-kodama.jugem.jp/?eid=4118 

| 児玉昌己 | - | 17:09 | comments(0) | trackbacks(0) |

このページの先頭へ